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防災に役立つロープワーク その3

2024年01月09日 Comment(0)

 皆さん、今年もどうぞよろしくお願いいたします。環境保全事業部の一宮です。

 令和6年も1週間を過ぎましたが、いかがお過ごしでしょうか?

 元日に令和6年能登半島地震が発生し甚大な被害が出でいる状況に対し、早い復興を祈るばかりです。そして、こちらも他人事ではないと再認識いたしました。平時の今だから出来ることをしておかなければならないと感じました。

 飲料水の確保、食料の備蓄、非常持ち出し品の確認、避難場所の確認、住居の耐震性の確認など、色々なことがありますが、出来ることからやっておきたいものです。

 さて、ロープワークも3回目となりました。今回は最も役に立つ結び方のひとつになりますが、「巻き結び」をご紹介いたします。

 「巻き結び」は、一般的に岸壁での船の係留に使われる結び方ですが、丸木と丸木を結んで柵を作ったりする時にも使います。しかし、身近な使用法は、溜まった新聞紙や雑誌を束ねる場合に使うと便利だと思います。この結び方の特徴として、強く締め付けることができ、巻き結びを施した後に緩まないように結び目を作ることで強い締め付けた状態で固定できます。

それでは、「巻き結び」の説明をいたします。

①右下側を起点として左上に持っていき、しばる対象物の後ろをくぐらせてのロープを上を通し、クロスさせて左下側に持っていきます。

②左下側のロープの先端を対象物の後ろをくぐらせ右側に持っていきます。

③くぐらせて右側にもっていったロープの端をクロスさせた(×)の下をくぐらせ、クロスの中央部を通過させます。

④ロープの両端を一直線にします。

⑤ロープの両端を引っ張り締め付けます。締め付けたら緩まないように本結びなどで固定します。

ロープワークは日頃から練習しないとすぐに使えるものではありませんので、練習をしてみてください。防災に限らず、きっと役に立つ日が来ると思います。

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このブログについて

これまで専務ブログとして長年更新してきたブログが、2022年4月から、有限会社旭ケミカルのスタッフブログとして生まれ変わりました。

これを機に内容も一新し、私たちの仕事のことや学んだこと、環境安全に関することなどをプロの目線で、また私たちの普段の様子や趣味のことなど、幅広く発信していきます。

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